「平成」という年号を自分史に重ねて愛着を感じる正月。残り1週間。我が道標はどこに。

1月24日。一昨日は久しぶりに東京に大雪が降った。自宅スタジオでのレッスンの日だったので来る途中で滑って転んでは大変だと思い、急いであちこちにメールやFaxで連絡し延期か中止にした。
新居で迎える雪景色は今までなく幻想的なものだった。
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さて。「予定は未定にして決定にはあらず」というけれど、平成は来年の春終わる事が決まった、と聞けば、1月、2月、3月という毎月を、何故か愛おしく感じる。

ま、そんな最初の正月もとうとう残り1週間だ。年末から年明けへの行く年来る年は、今まで以上に貴重な時間と感じたような…。久しぶりに明治神宮にも初詣に行った。誰を祀っているかという事よりも、ここに以前は家族とよく来ていた、という事に興味があったのだが、実際に行ってみると自分の日本人としてのアイデンティティーの証拠に触れた気もやはりした。
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そしてその事から、去年夏に行った沖縄での体験や、母の生まれ育った満州の事などへ、小さな頭の中は乏しい情報の海をさまよい巡り始める・・・。

元旦明けの2日、珍しい客人達が我が家に押し寄せた。20年前に主宰し指導していた地域児童劇団「青い鳥シアター」の団員達が今は皆三十路に入り「新年会」を我がスタジオで開いたのだ。近況がずっと気になっていた愛弟子も15年ぶりに会えて幸せそうでホッとした。息子達の小中高校時代の同級生の男子達は私をおばちゃんと呼んでいたっけ。女子達も相変わらずの性格が変わらないのが嬉しい。娘のいない私には我が娘のように可愛い。毎年下北沢演劇祭に参加していた青い鳥シアター。多分子供劇団員達は50人を超えていただろう。この日来た10名はその中の上級生組だ。
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あの頃は目の前にするべき事がたんまりあり、それを一つ一つこなしていくだけで確実に子供達の見事な変化を目の当たりにし、それが答えであると確信して充実していた。年末年始も次の目標はハッキリと目の前にあったものだ。目標はわざわざ考え込まなくても手に取るようにわかった。しかし今は・・・一生懸命考えないと、なかなか現時点での目標や課題というものが見えない。他人へのサポートならば何故かそれがハッキリ見えるのに。他人とはすなわち、子供達であり、その後は愛犬の事でもある。

その答え探しを、子育て終了した10年前からやっている。最後の他人(?)であった愛犬セントバーナード「ガルバンソ君」も、大雪が降った4年前に老衰で大往生し、グッドタイミングで去年の春に生徒(年上の女性)の誘いにより防音スタジオ付きの部屋を得て引っ越し、第四の人生への舵を切ったのだった。高校時代からのニックネームをつけたその「STUDIO GERA」で自分らしい活動をしようと、その使い道の試行錯誤の9ヶ月間を経て初めての正月。そろそろケリをつけなければ。しかしその道標を考え出すには私の頭はホントに馬鹿で頑固で堅物もんだ。まあそれが私なのだから仕方がない。

今月半ばようやく書き上げたSTUDIOの小さな案内書を開いたページにこう書いた。
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なんだかわかりにくく抽象的な言葉かもしれない。でもこれが、自分を見失わないための、いわば道標で、こういう風に生きて行きたいと思っている。

去年の、試行錯誤での数々のイベントの写真を入れ、この場所の特質をもう一度洗い出して、場所の説明も書いてみた。
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2010年結成した世田谷の主婦達がメンバーのジャズコーラスグループ「Shoofies」の活動拠点もここになる。区内在住という地の利を生かして彼女達の練習日は週二回と学校の部活並みだが、このスタジオに移ってから音響環境の良さがコーラスの上達クオリティを上げている。また主婦というスキルのなせる技で、スタジオでのShoofies持ち寄りパーティー忘年会の料理は素晴らしかった〜。美味しいし綺麗だし。慣れてるんだねーやっぱり。建物の敷地内にある5本のケヤキの大木の葉っぱが秋には大量に降り注ぎ、3回ほどその掃除当番が回ってきたが、私は竹箒を使って掃除するとどうも指がつってしまう・・・(-。-;。窮状を説明したら、Shoofies達は「お安い御用」とみんなで手伝ってくれた。体調が悪い時は体験談を聞かせて安心させてくれるし。私にはなくてはならない存在なんだ。
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で、ここは、レッスンだけの空間ではない。イベントも、アットホームなパーティー形式でやれれば良いかなと思っている。独特の音響を活かして表現を磨き、録音もして残したい。以前外でやっていた事をここでやれれば良いなー。会場費や人件費のストレスが無いので必要以上の無理な集客ストレスも無い。もっと内容を重視した形にしたい。

レッスンの可能性も書いたけれど、オーバーワークにならずに良い形にまとめていきたい。
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このお正月の3週間には、ライブも既に多くありました。そのうちの一つ。ピアノ担当で入っているデキシーショーケースのニューイヤーライブは1/5柴崎「さくらんぼ」で。
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第二日曜日には81回目を迎えた東日本大震災復興支援の「チャリティ・スマイル音楽会」をShoofiesと共に主催した。この活動はこれからも大切にしたい。
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ブログを遠くから読んでいてくれる人から、最近はあんまり書いてないね、と去年暮れに言われた。煩わしいSNSが嫌いな人もいるが、このブログはインターネットに繋げば誰でも読めるので、思わぬ遠方の友が読んでくれていたりする。もっと今年は頻繁に書いて、私の活動を密かに遠くで応援してもらわないと。

近況報告を終わったので、さてと、確定申告作業にそろそろ取り掛かろう!!これがこの季節は大変です。







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# by imamusic | 2018-01-24 22:58 | 日々徒然 | Trackback | Comments(0)

初日の出を拝み、薄桃色に輝く富士山を屋上で見ながら、東京の平和を実感した2018年夜明け。

東京の初日の出は6:51、とiPhoneの天気アプリに出ていたので、早起きして6:45頃屋上に登り、初日の出を待った。

西には遠く、富士山も見える。何故か東京で迎える元旦は晴れの日が多い。初めて新年を迎える新しい住処は、それほど高くはない三階建ての集合住宅であるのに、少し高台なのか周囲の建物より高くて見晴らしがいい。清らかな澄んだ空気の中に、シンプルで美しく気高い富士山が見えた。
東の地平線一面が赤く染まりだんだんその赤い部分の一箇所が強いオレンジ色になって来たと思ったら、ふわっと神々しい光が空と地平の境を超えて登った。無神論者の私だが、思わず手を合わせた。
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目に見える動くものは時折視界を横切る都会の小鳥たち。街はシーンと静まり返っている。何かに守られて、今日、2018年の元旦、東京は平和を維持したまま静かに明けた。自然と、お天道様に感謝する、という日本古来の気持ちが湧いてくる。

東が日の出なら、にしは富士山。
日の出前の日の出後は、こんなにも違う。
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この位置に住むのは高校二年間の大分を除いて63年間変わらない。日の出の太陽と自分との間に皇居がある。転居の多い人生だがこの場所はつまり私の故郷と言える。

朝のニュースでは渋谷駅の駅前スクランブル交差点のカウントダウンが若者や外国人達で動けないほど埋まり盛り上がっていたらしい。ここから見るとその渋谷も静かな景色の一つだ。渋谷のビルの左側には初日の出をあびてスンナリと立つスカイツリーも見える。
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渋谷もよく行く場所だがそれよりも馴染みの深い新宿の街は、50年前とうって変わって高層ビルが並ぶ象徴的な景色になっている。このビルの中にモダンな建築の都庁が出来たのはもう何年前だろう。淀橋浄水場以外は住宅地だったあの新宿駅の西側が、今では想像もしなかった街の姿になった。
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元旦。例年ならテーブルにはお節料理にお屠蘇、玄関にはしめ縄飾りなど色々並べたものだが、今年は環境の変化を自然に受け流してみようと思い、何も準備しなかった。テレビも置いてないので紅白はもちろん行く年来る年の番組を見ることもない。年越し蕎麦を一応食べ、0時にはごく近所の小さな小さな満桜神社に初詣し、起きて屋上で初日の出を拝み、昨夜の蕎麦の汁の残りに23日の餅つき大会でついた餅を入れ雑煮を作って食べた。ただそれだけ。胃袋も年相応に小さくなりあまり多くは入らない。住処の建物の門には自治会が置いてくれた門松はあるのでそれでいい。こんな感じが今後の私の新年の迎え方になるのかな?とてもシンプル。

今日は午後から仕事(というか活動というか)だ。第一月曜日の午後は近くの高級有料ケアハウス「グランダ桜新町」でライブ。ご年配の方々が優しい佇まいで迎えてくれ聞いてくれるライブだ。毎回テーマを決めて事前にスタッフへメールを書いて提出するが、ライブの時には綺麗なプログラムになって皆さんに配られる。その冊子を眺めるのも楽しみ。
今日は、ザ・ピーナッツ特集にしてみた。色々調べたら懐かしい曲がたくさん出てきた。みんな知ってる歌ばかりだ。50年前のミュージックバラエティTV番組「夢であいましょう」のテーマソングや「キサスキサスキサス」「砂に消えた涙」「可愛い花」「心の窓にともし灯を」などを歌う予定。ワンマン弾き語りなので、デュエットの良さが出ないのが残念だなぁ。それにしてもザ・ピーナッツは上手いなぁ。そしてあの頃の番組は素晴らしい! あんなバラエティショーを作りたいなぁ。











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# by imamusic | 2018-01-01 09:46 | 日々徒然 | Trackback | Comments(0)

1月のいまむら直子(piano & vocal)ライブのお知らせです。

2017年も残り時間は1時間半。来年はすぐそこです。
横浜で過ごす大晦日も2年目・・・来年はどうするかなぁ・・・。とにかく大晦日は、お客さんが来ないということがわかったけど・・・。ライブの後の中華街での食事や山下公園散歩が楽しくて!!!

しかし、帰りの電車が菊名駅で突然止まってしまった。その先の駅での人身事故のため。
大晦日は、ごく普通のある一日だけであるのに、人間様が作った暦の区切りでつい意味を見出してしまい端的に言えば行く年来る年トレンドみたいなこの世の中の、Happy New Yearとかあけましておめでとうとか心機一転来年はとか、何かハイな空気に乗り遅れたように感じ、何かの期限や様々なしがらみもあったりして、生きていてはいけないと感じてしまう人もいるんだ・・・。その明暗にいたたまれない気持ちだ。

さて、なんとか帰宅したので、今から年越しそばを食べるが、昨日の六本木「オールオブミー」での平山みきさんのライブでみきさんがMCで喋った言葉が耳に残っている。
「今まで、神様にお祈りするときは何かをお願いしていた、例えば初詣とかでも。でも最近気づいた。お願いするのは間違っていた。今ある私の恵みを感謝するだけでいいんだった、と。神様はこうしてくださいとお願するものでなく、ありがとうございましたとお礼を言う対象なのだったと気づいた。」と。

これは彼女の口から聞くとなんだか可愛い女の子のたわいもない発見のようにも聞こえてしまうところがあるが、どうしてどうして。かなり深い。クリスマスに歌われる「Count your blessings」と同じ概念だ。昨日の午前中に亡き元パートナーの墓参りをして浄土真宗の教えの冊子をいつものようにもらって来たが、その中にも同じような視点の話が書いてあった。
で、今から蕎麦を食べるが「長生きするように長い蕎麦を食べる」というのも、なんかお願い事のようで歯がゆくなってしまった。さあて、どういう気持ちで食べるとするかなぁ・・・。

で、1月の予定ですじゃ。とりあえず。
写真の女性は二十歳の私。えへへ。
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# by imamusic | 2017-12-31 22:47 | 月別ライブスケジュール | Trackback | Comments(0)