<   2016年 06月 ( 7 )   > この月の画像一覧   

再び、北海道へ!山男たちの導きで踏み入れたワンダーランドから下界の音楽カーニバルへ。   

昨夜の「トロンボーンとピアノと歌LIVE」は今春からの全4回シリーズ最終回。場所は青山Z.imagine。

このシリーズで思いがけず、新しい可能性が開いた。
満を持して、来月7/30〜31、SAPPORO JAZZ CITYに、「いまむら直子VS松本耕司Duo」で出演する。
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7/30は昼間、札幌「なないろアルシェ」ライブスペースMr.Mにて。
7/31は夜「ホテルニューオータニ札幌」バー・オークルームにて。
私にとっても初出演の、札幌ジャズ祭。

去年まで7月は毎年、北海道大学山スキー部のOB達が集まる手稲山の山小屋で野外ライブのため、北海道に訪れていた。それに伴い多くの関連演奏の場を提供していただいた。そこで多大な人間教育を受けたと思う。
それについては山とスキーの会(OB会の呼称)の会報・第38号(2014年)に寄稿した。
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北海道山スキー部。多くの想い出を胸に、今年からこの7月第二土曜日開催の「かんばの会」には行かないことになった。時代は流れ、また山スキー部に夢をいだく学生が増え、私が関わり始めた頃の10倍にもなり、学生生活の限られた時間の中では、山の歌の継承より優先することがたくさんある。

しかし、北海道への思いは断ち切れず、それなら時期がずれていて見ることも出来なかった「札幌ジャズ祭」に思い切って公募に応募する形で出演し、北海道に行く理由を創ろう、と思い、ちょうど始めたばかりの松本耕司さんとのデュオライブを繋げることにした。
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山スキー部のシークレットイベントではなく、公共的な大音楽イベント、そして夏の札幌。観光も趣味も対象が広がり、私の音楽仲間が「一緒に行く」と東京から数人駆けつける。

昨日までの東京での小さな実験ライブの成果を、北海道での音楽活動に繋げる。
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by imamusic | 2016-06-30 15:46 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

本日19:30〜いよいよ最終回「トロンボーンとピアノと歌LIVE」シリーズ@青山Z.imagineです。   

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6月末になりました。

3月より4回シリーズで毎月開催してきたトロンボーン奏者松本耕司さんとの実験的デュオライブ…私の中では、起承転結がそのまま各回の俯瞰した観点に当てはまると思ってやってきました。

その最終回が今日です。

まあ、、とても面白かったのですが…想像と実際とは随分違うものだと改めて思い、実際にやってみる事の大切さを味わいました。

4回と回数を定めた事も、過程を省みたり想像したり現時点の位置を確認したりする事に集中出来、よかった。私としては。
また、観客の皆さんと起承転結の意識で変化やアクシデントを一緒に体験できたのもよかった。

今日はどんな結になるのか?今は正午過ぎですが、ライブまであと7時間。やはり今まで3回の起承転の流れを4回目になると意識せざるをえない。

この起承転結を土台にして、来月は総集編というべきライブを7/30〜31、札幌ジャズ祭でやってきます。
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ですので、今日のライブの結末はそのまま、夏の札幌への夢へとつながります。

その後はどうなるか?うーんそうだな…この2016年3〜7月の実験ライブを手の上で転がしてアチコチから眺めてみたい、まずは。

記念にレコーディングはしたいな。熱の冷めないうちに。

というわけで…今夜。19:30から外苑前駅2番出口出てすぐ。ジマジンへ、どうぞ!
料理など無いライブハウスです。近くで食べてきてね。隣のファーストキッチン、隣の二階のsign、その隣地下の中華、信号渡れば、母校(都立青山高校)に在学中行った増田屋蕎麦店もあります。まあ他にも、たくさんあるわな、こここ一帯は(*^_^*)
終演後はどこかで一杯やりましょ。球場方面へ少し行ったHUBやその先の居酒屋が常だけど増田屋の並びに和民もあるね。f^_^;
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宜しゅうm(_ _)m










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by imamusic | 2016-06-29 12:02 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

7月のいまむら直子(piano&vocal)ライブ予定です。   

高校の同窓会がなぜか多い6月・・・転校生の私は2つ行くことに。先週は二三年次の在京大分上野丘高校、今日は一年次通学した都立青山高校。初旬には前橋高校の同窓会にも演奏仕事で行きました。

そして7月は。。。今年から初めてのイベントに参加。
月末、北海道札幌のジャズ祭「SAPPORO JAZZ CITY」に初出場です。
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3(日)19:30赤羽「Bフラット」ピアノ弾き語り(ソロ) 赤羽2-15-9 MC500円

4(月)16:00世田谷「グランダ桜新町」弾き語り+仲間達

5(火)19:30赤羽「Bフラット」デキシーショーケースLive MC1,000円
松本耕司tb、菅野天津男cl、加治雅也tb、坂本誠bj、いまむら直子pf、寺門和宣bs、小出芳明ds

6(水)19:30下北沢「音倉」ジャムナイト 北沢2-26-23B1 MC1,500円
北川涼gt、神村英男tp・perc、いまむら直子pf、寺門和宣bs、島田忠男ds

7(木)13:00下北沢「音倉」ランチタイム弾き語り 無料(必オーダー) 山村隆一Bs

10(日)13:10新宿三丁目銅鑼「チャリティスマイル音楽会63」参加型セッションライブ
参加費1,000円以上(寄付) Shoofies、デキシーショーケース、他
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15(金)19:00~新橋「ベッラ・マッティーナ」さくらジャズコンサート MC3,000円
ボーカリスト=田中かや、韮沢里美、カナ 新橋3-13-4
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16(土)12:30市川「オーディ・ダイナー」デキシーショーケーLive りMC3,500円(ランチバイキング付き)
下間哲tp、菅野天津男cl、加治雅也tb、坂本誠bj、いまむら直子pf、寺門和宣bs、小出芳明ds
 
17(日)18:00新宿「ひだり馬」参加型ライブ(Cool&HotJazzBand)MC3,500円(フリードリンク&料理付き)

19(火)19:30赤羽「Bフラット」デキシーショーケースLive MC1,000円
下間哲tp、菅野天津男cl、坂本誠bj、いまむら直子pf、寺門和宣bs、小出芳明ds

20(水)19:30成城「F.GICCO」ピアノ(ep)弾き語りLive (Session有)MC2,500円(2dr別)

22(金)19:30水道橋「東京倶楽部」セッション MC2,200円 (ハレルヤ楽団)
いまむら直子pf&vo、福嶋道夫cl、寺門和宣bs、大内敏光ds、海野一城perc.(剣城光produce)

26(火)19:30谷中「チャンピオン」下間哲tp、いまむら直子pf&vo、福嶋道夫cl、寺門和宣bs

28(木)20:00札幌「紙ふうせん」ジョニー黒田&デキシープリンスwith松本耕司ライブ(飛入り参加予定??)

29(金)10:00~苫小牧「東病院」病棟巡回コンサート(非公開) 船木上総sax

29(金)18:00~苫小牧「信用金庫」とましんサロンコンサート 無料 船木上総sax

30(土)13:20~札幌「なないろアルシェLive Event Space Mr.M」松本耕司(Tb) SAPPORO JAZZ CITY LIVE

31(日)18:00~札幌「ニューオータニ」オークルーム 松本耕司(Tb) SAPPORO JAZZ CITY LIVE

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7月もよろしくお願いします。
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by imamusic | 2016-06-25 01:17 | 月別ライブスケジュール | Trackback | Comments(0)

「詩人の生涯」の台本に目を通してます。発見は年取った喜びのひとつ。   

数年前、大学の恩師の告別式で久しぶりに会った先輩から「ゲラ、芝居の音楽、頼んだら作ってもらえる?」と言われ、そりゃあもちろん!と返事をした。今年になってようやく連絡が来た。5月上旬に台本を渡された。
一度サッと目を通して、机の上に置いたまま、又は鞄の中に忍ばせながら、多忙にて1ヶ月半も放ってあった。流石にそろそろヤバい。

で、今週からやり始めよう、と…一昨日の水曜日時間をたっぷり空け、まずは楽譜なんやら多種多様な書類の散らばった部屋をカテゴリー別に分けて整理整頓し片付け、ついでに庭も大掃除し枯れた花壇に花屋に走って買いに行き花を植え、掃除機でフローリングのレッスン室を綺麗に掃除し、シンセサイザーの埃を払って電源を入れ、何も乗って無い脇テーブルをその横に置き、鉛筆を何本か研いで五線紙の横に揃え、おもむろに、台本を開いた。

安部公房の「詩人の生涯」。
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気合を入れすぎたか…5頁くらい読んだら急に眠くなり、気分転換に夕方風呂に入り、それでも5頁で強烈な印象が頭の中を巡り始める。風呂から出て、籐の椅子の上でなんとなく居眠りしながらも、本の中の貧しい39才だっかの若い老婆が糸を紡いでいて糸が無くなりかける頃彼女も眠り始めたんだったかな、糸車は回り続け、糸が無くなったら彼女の指先が続いて紡がれ、とうとう彼女は糸になってしまう。糸車の下に眠っていた印刷工の息子がふと目を覚ましその最後を見たような気がして「あれ?」と思い、よくわからないからまた寝てしまう。翌朝その糸は隣の女が取りに来てジャケットに編んでしまう………。それを売るのに町の人達はジャケットが居るのに金が無い、息子は時々登場してそのジャケットは売るべきじゃあ無い、とはいうものの、売らなければ生活ができない隣の女の意見も最もだと思う。しかし売れずに生暖かい老婆のジャケットは質屋に売られる………。
その辺りまでその日は読んだんだ。

不思議な話だ。そしてやっぱり、安部公房は安部公房だ。あの安部公房スタジオの公演、在校中は殆ど観に行ったんじゃなかったかな?

詩のようでいて、やはり役があり、物語があり…でも、他の台本より音楽のように五感に響く。難解と思っていた「詩人の生涯」が、今では頭でなく何かもっと深いところで共感する。

そして金曜日の今日。仕事は自宅でのレコーディングだけで余裕もあり、またその先を読み続け最後まで読んだ。

不思議な事に全く見えなかったカラクリが突然見えてきた。何もアジテートしたりしてないのに、抽象的なイメージの言葉の全てに具象的な言いたいことの情熱が乗っていて、言葉の言い回しに時の流れは感じても世界観は時空を超えて響く。
その発見の喜びに1人浸って21:30頃読み終わった。

若い老婆の息子…くたびれて精神の火が消えたようなボンヤリした労働者の息子が、異常気象でカミソリのように冷たくて固い雪がたくさん降ったお陰で雀でさえ飛べずに落ちてしまい街は凍死者だらけになり世も末になった世界を救うことになる。生き物なんかいないはずの街にネズミが走り回る。それは老婆のジャケットがある質屋に住んでいたネズミ。ネズミが巣を作ろうと材料を探し生暖かいジャケットに食いつくと、老婆の血液が滲み出てジャケットは空中を泳ぎ雪を溶かしながら滑っていって息子を包む。凍死者たちは生き返り、雪の言葉を書かなくては!と息子は全ての言葉を書くと息子は雪の中に吸い込まれていく。これが物語の最後だけれど、鬱屈した最初と違ってそこには希望や勇気や未来が見えて、生きるということも見えて、何か清々しい。

読み終わり、なんとなく、あの息子は筆者そのものかな?と思い当たった。そしてまた風呂に入り、出てきてふと、いやいや「詩人の生涯」の詩人も、つまりは安部公房なのかも。彼はそこに自分を託したのかも。

そう思えた自分。それが嬉しかった。年をとる喜びはこういう発見に至った時!

台本というのは普通の本と違って同じ本を何度も何度も読む。何十年ぶりかに又は読むチャンスもある。ブレヒトの「セチュアンの善人」もそうだったが、作者の年齢はとうに超えてるのに、新しい発見や学びがある。リアルタイムで何かが響く。

そして、台本に付ける音楽は(この仕事こそ何十年間やってきた事だけど)、名曲を書くという感じではなく、まずは台本に親しむ、その中に住む、そして聞こえてくるものを書く。結果的に曲として好評だった曲もあるが、歯車のひとつという意識で書くから、消費している感じで、私は殆ど覚えていない。演劇の音楽はそれがちょうどいいバランス。こういう時の私の意識は、音楽家が書く作曲ではなく、演劇人が書く作曲なんだろなぁ。
チームの一員で仕事をしている喜びがあって、好きだなぁ、やっぱり。

「詩人の生涯」…在学中に同級生たちで違うチームが試演会でやった記憶がある、講堂で。今読んでみたら急に距離が縮まりとても好きになった。
あの時、私達のチームは確か山内先生のオリジナル台本「零の地点」だった。音楽担当もした記憶。






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by imamusic | 2016-06-24 23:06 | 日々徒然 | Trackback | Comments(0)

先生は優しい…レッスンで生徒が言った。違うよ。事実を見てるだけだよ。むしろ冷たいんじゃないかな?   

変なタイトルだ。ま、いっか。
既に昨日となった火曜日は朝から3人の個人レッスンが続いた。
最近はレッスンの時、無駄な時間にしたくないので、人ひとりに対して真剣に向き合ってしまい気合いが入って…3人続く結構疲れます。

最初の新人生徒さんが、私の何かコメントに「先生は優しい」と言った。その言葉に思わず「それは違う」と返した。
そういえば20年位前、子供のピアノ教室とタレントさんのボイトレ教室を我が家でやっていた時、演出家の旦那様が「お前の教え方は責任を持ってしっかりと教え込んでない」と言われたものだ。

教える、というのは大変難しい。自分が学び続けてる最中だというのに。
しかし私の中には、何故か、教えるという事のあるスタイルが元々存在しているようだ。強く意志として前面にあるのではなく、状況が窮鼠猫を噛むという状態の鼠になると、奥から浮き出て私自身を守るように出てくる。その状態は、例えば子育て、それから準備不足のレッスンや演奏など。
父が、私が母になった時くれた、彼が自分の子育てに参考にしたという本…羽仁進の子育ての本…そのスタイルで父は私を育てたのか?そこに私のルーツがあるのか?進学した桐朋学園を創立した教育学者の生江義男さんの「どの子にも全て、生まれながらに才能がある、それを生かせないのは教師ではない」という言葉も、私の根っこに響いて今に続いている。

自由と自立が好きだ。人間が好きだ。

その好きなものを眺めていたい。勇気づけたい。そこから溢れ出るパッションが芸術の力で昇華していくのを味わいたい。その為に、事実だけをよく見て状況把握し、分析してアイデアを提供する。ただそれだけのこと。生徒に対する優しさなど微塵もない。

自立こそが、多くの事を解決すると思う。

心を込めて教えた生徒が自立し、去っていくのを何百人いや何千人と見てきた。その寂しさには慣れっこになっているが、その後自分の世界を切り開いていってる彼らの誰かの姿の中に、ふと私の存在を確認し、ほんのりと喜びに浸る時もある。

自立には、まず、自分を見つめ知る事、その良いも悪いも愛する事、それが個性であり大切な自分、それが歌の原点だ。究極的には、リズムも音程も、関係ない。私達の住む所での音楽スタイルは社会の歴史の流れの中から存在している。しかも短い年月の中で。たった一度しかない短い人生で、歌が好きだ、という素敵なものを見つけておいて、そんな、人間が偶然に作り出した狭い音楽ルールなんかにとらわれ、自分を殺してしまっては元も子もない。私も若い頃にはその音楽ルールに縛られていた。もちろん、ルールがあるから一緒に演奏できる。そこはスポーツのルールと似ている。ルールを学び知りスキルを高めるのは悪くない。だけれど、「歌」の本質、つまり「自分自身」を見失わないように。多くのルールを知った気分になり、長年世界中で培われて既に出来上がった巷にあふれる音楽の魔法に酔って受け身の幸せ気分になる。それは自分の歌のルーツにはなるだろう。けれど、真似しても、あなたはあなたでしかない。サッチモでもないし、パティペイジでも、コルトレーンでもない。背の高さも親も環境も違う。

私には、教えるものは何もない。優しいのではなく、冷たいんだ。あなたは私のコメントに救われるのではなく、自分を愛してください、それが一番大切で一番近道、と言いたかっただけ。

あ、そうだ、今日6/8は「キンのツボ」ライブですよ(^_−)−☆
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by imamusic | 2016-06-08 01:00 | 日々徒然 | Trackback | Comments(0)

80歳代の現役プロジャズミュージシャン達はダンディでパワフル!   

6/4(土)夜は、赤坂「ステージワン」で稲山熈政・山田欣弥合同傘寿祝賀ジャズライブだった。
傘寿、と言えば、80歳!その2人が、各自のバンドを引き連れ、競い合うライブ。私は稲山バンドのピアニストで参加した。
しかし、2人の友達で大学時代、いや高校時代から一緒にジャズをやってきたという今や最年長プロの人達が凄い!みんな80過ぎ。その中でベースの根市タカオさんなど、ホントに80?!というようなタフな演奏だ。一緒にやっていて楽しかった!
また山田バンドのピアニストの小林ライオンさんの独特のピアノ奏法が面白く見入った。
最近はこういうのを弾ける人がいなくなった、カクテルピアノだよ、と本人曰く。へぇ〜〜!
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山田バンドのベースは民放テレビ局の偉い方らしい。佐々さん。余裕の雰囲気で。
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山田バンドのドラムも80過ぎの池貝さん。なんと!前夜は夜中の3:00まで六本木All of meで仕事だったと!驚き!

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ピアノはヤマハの電気ピアノとしては最高級な機種、アバングランド。ネット検索すると150万円くらいするようだ。しかし、電気ピアノはやっぱり音が…。
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ボーカリストも年配の方が多かった。山崎淳さんは遊び心満点で、歌う前にいくつかの川柳を紹介して笑わせ、カウントをしっかりとってスタート、仕草も楽しくあたたかく粋で、スウィング感のバネが生き生きと素敵。88才の男性(名前失念)の方も手馴れた様子で自然体で素晴らしかった。

とにかく!勉強になった。




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by imamusic | 2016-06-06 04:55 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

6月初日は水曜日。下北沢「音倉」月例ジャムセッションで始まった。が…反省会でのホストバンドの意見…。   

5/29の実験的「トロンボーンとピアノと歌LIVE」が充実して終わりホッとした月末から一転、6月になってしまった。
トイレの中のカレンダーを新しい6月からのに取り替えたりして気分一新、初日は下北沢「音倉」セッションLIVEだった。
このセッション、いつの間にかもう何年間もやっている。この日はホストバンドのドラムの島忠さんがとても良かった。観客参加のセッション中心なので、この日ドラムで参加したMさんがリズムを叩いているのに対し、島忠さんに変わると見事な音楽構成を作り上げる技と知識に改めて目を見張った。
終演後、ホストバンドには料理や飲み物が出されしばし歓談するが、いつもジョークばかり言っている飲んべの島忠さんが珍しくマトモな意見を述べた。
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話している内に、この面子のレベルの高さを今更ながら感じた。演奏家の価値は技術や演奏知識だけじゃない。もっと大事なのは哲学だ。ここで何年も、殆ど初心者のアマチュアボーカリストの皆さんのバックを務めている。それが自分にとって何を意味するのか?意味があるのかないのか?時に見失い、時に自分をせせら笑い、時に無言の不満をたたえ、時に充実感に浸りながら、報酬は殆ど無い、むしろ持ち出しの時もあるようなこのセッションに、数々の武勇伝を持ち世界で活躍してきたハイレベルなミュージシャン達が集うというのは、何を意味するのか?…各自がなんとなく禅問答のように考え続けているような気配を、この日は感じた。
ちょうど全員が何かを悟り、前向きに物事を考えられる波長がこの日はあった。
とにかくこの日の何曲かは、音楽構成をマトモに上手く出来た。このメンバーでは出来る出来ないは技術の問題では無い。必ず出来るのだか、その気になるかどうか、なのだろう。ボーカルの人が一生懸命だったり前回より成長していたり、何かそういう側面をチラッと感じると気持ちが乗って出来るような気がする。
カラオケ文化が発展して、生演奏伴奏といえばカラオケの延長、又は代わり、としかとらえてない人も多い。音楽を知らない初心者のボーカリストに、どうやったらこのバックバンドの素晴らしさが当たり前ではなく奇蹟なのだとわかってもらえるだろうか?否、演奏するという事が、カラオケと違って頭も心も腕も労働しているんだ、という事がわかってもらえるだろうか?
ちゃんと練習もせず仕上げても来ない歌で、最低限の暗記もせず、楽譜を見ながら時々歌詞すら間違えながら、カウント出しも出来ない人が、試しに歌ってみるというような低レベルのバック伴奏を、我々がする必要があるのか?……といういつもはびこっている無言の自問自答が、この日は「僕らが良い演奏をするという事が参加者の意識を変えていくんだ、だから良い演奏をしなくちゃ」という島忠さんの清々しい仙人のような言葉に落ちた。
それからこの日は、全員が三枝さんの歌声を絶賛していた。三枝さんの歌はジャズとは言えないけれど、朗々と歌う声にファンが多い。そのシンプルな価値をサラリと認めるところに、やはり大物揃いという感がした。
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自分の心や技術と闘い学びながら、ある地点に来ると神的結論と行動をする力が備わっている…プロとは何か?と聞かれたら、その面を定義の1つにあげたい。

この日の結論を先に繋げたく、6/27にソロ弾き語りで入っていたLIVEに島忠さんの参加を誘った。ベーシストは仕事で空いてなかったので熟慮の末、松本耕司さんにコンセプトを説明しベーシスト紹介を頼んだ。彼らプロの中に三枝さんも入れた。みんなで三枝さんを磨いてみよう、と。
もちろんメインは、私の弾き語りのLIVEだ。
御茶ノ水方面の新しいLIVEが始まる。
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(写真1,2枚目は垂井さん撮影)




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by imamusic | 2016-06-06 03:34 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)