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犬のいない生活が始まって二週間・・・多忙な音楽生活の隙間時間の今日の所感。季節はなんとなく初夏へ。   

四月も半ば、愛犬セントバーナード「ガル」が逝って二週間が経ちました。街では桜が咲き、そして散り、入れ替わるようにツツジの濃いピンクや白の花の色が開き始めています。。

季節の流れと本格的な春の風の匂いと共に、ガルの遺影は私の心の中で少しずつ雲の上へ登って行きます。

この二週間は新年度の始まりで、世の中を見渡せば新社会人や新入生、新しい学年、そして定年を迎えたセカンドライフが始まった人々、みんなが新しく次のステージに足を踏み入れ、期待と希望と少しの不安の中で、未来への可能性を信じて歩き始めているのを、ひしひしと感じます。
これから5月の連休までがお試し期間、挑戦の期間、日本では一つの序曲と言えます。ガルは、よくぞ4月1日を選んで逝ってくれました。さすがだな。
ガル喪失感に浸る時間も無く、さあこれからだ!という気持にならざるを得ない時期・・・今年は?そして来年は?2020年TOKYOには?「NEXTenシリーズ未来へsince2012」と掲げた自分の音楽活動テーマ目的地の2022年には?

私の活動を自力で支える音楽教室経営やワークショップ運営、楽曲制作、などの拠点であるMy Studioが、介護中の犬の居住部屋であったため、彼の生涯をまず最優先にしていた生活は、それらを犠牲にせざるを得ませんでした。おのずと獣臭が漂い、掃いても掃いても長く立派な白毛はあちこちに抜け落ちて、人間が同居する場でありながらまるで動物園のようでした。とにかく大きいし(色々過去にあって私への愛のあまりか人間や他の犬を咬むようにもなったし…)。そして、庭のトイレに自由に行き来できるよう、玄関は24時間開けっ放しの上、夏は人間が全員外出しても暑さに弱い奴のために冷房は24時間つけっ放し・・・まあそんなことはどうでもいいけど、老犬になった彼はその部屋の真ん中で、人間用寝具のマットを敷き在宅介護状態でした。ここ1年は自力で立ち上がるのが相当大変で、55kgゆえ我々が抱くことは到底出来ず、歩行補助ハーネスを巻きっぱなし、亡くなった当日は立ててやれば平坦なら歩けましたが、人間が留守にした1時間に、足腰が弱った状態で玄関近くまで行きまたマットに戻って、人間が帰宅したのを見届けるように、伏せのまま目は朦朧とし静かに目を閉じ亡くなったのです。犬ながら、全てが最良の熟慮のように思えます。

二週間の間に多くのものを片付け、ガルへの喪失感は少しずつ穏やかになり、こんなに犬が居ない生活はスムースで、人間同士のコミュニケーションが活発化し、清潔で気持のいいものか、と感じています。彼が我が家に来た12年前はまだ人間の子育て中の最後の頃で、家には子供達がたくさん出入り、それはそれで雑然としていたし、同居の超高齢画家の義父もアトリエで絵を描いていたし(2004年97才没)、少し前まではプードルが三匹いました。そうそう、育児中に重なるのでどうってことなかったけど、1994年に胆のう癌で83才で亡くなったバイオリニストの義母の闘病中の走り使いもしましたっけ(彼女はスーパーウーマン、亡くなる直前まで病室からあれこれと指示を出していました)。

そう考えると、世話をする生活から抜け出て本当にスッキリとした生活、音楽にだけまい進できる環境になったのは長男が生まれた1982年以来32年ぶりかもしれません。また新たに誰かを世話する時期が来るかもしれませんが、今だからこそ出来る事があると思い、今まで続いていることを活かして火種を作ろうと思っています。

この二週間のライブの様子の写真を抜粋して少しだけ紹介(写真は全て垂井雅夫さん撮影)。

4/1(火)ガルバンソ死去(その夜は赤羽でデキシーショーケースのライブ出演)。

4/2(水)下北沢「Com Cafe音倉セッションライブ」
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4/3(木)下北沢「音倉」ランチタイムコンサート、4/6(日)赤羽「Bフラット」弾き語りソロライブ

4/9(水)用賀「キンのツボ」ライブ
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4/11(金)は麻布十番でデキシーショーケースのライブ出演

4/12(土)地元の三軒茶屋「スカイキャロット」ライブに初ゲスト出演
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世田谷でいちばん宇宙に近いBar & Cafeと銘打つ「スカイキャロット」。三軒茶屋キャロットタワー26F展望台にあります。夜景が綺麗。
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4/13(日)麻布十番「コージーサークル」で、東日本大震災被災復興支援のチャリティースマイル音楽会主催。
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この日は14:46地震発生の時刻の黙祷の前に全員で「ふるさと」を斉唱しました。
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2013年3月11日の出来事と以後の原発の問題、そして少し上の戦前戦後生まれ世代との交流で次第にわかっていくあの戦争のこと、その背景の文化について、ガルも含めた自然との共生の生き方…今を生きる私のやるべきことを音楽と共に探りながら皆と共有しながら、今年度も具体的に動いていきたい。健康に留意して。
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by imamusic | 2014-04-15 13:05 | 日々徒然 | Trackback | Comments(0)

明日は地元ライブ!4/9(水)19:30〜用賀「キンのツボ」でピアノ弾き語りライブをします!   

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4月になったとたん、12才を過ぎた愛犬セントバーナードの老衰死を看取り、桜の中の公園サイクリングで散りゆく花々を観察し、何か浮世離れした世界を彷徨って第一週が明け、昨日は入学式があちこちであった新年度の初月曜日。

現実に戻ってふと気がついたら明日水曜日は地元ライブ!告知が間際になってごめんなさい。もしお時間がありましたら、どうぞ聴きに、飲みに、食べに、お喋りをしに、そうそう歌いに、来て下さい!お待ちしてまーす!
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by imamusic | 2014-04-08 00:32 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

ガルバンソの「想い出写真集」   

三日前に大往生で静かに息を引き取った、わが愛犬ガルバンソ。享年12才5ヶ月。
このブログの「セントバーナード」のカテゴリーで投稿するのは、これが最後になる。
最近の想い出の写真をアップしておこう。私の生活の中でパソコンやiPhoneやiPadに向かう時間が、今後は更に増えるだろう。そんな時、ここを見れば懐かしいガルを思い出すことが出来る。

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by imamusic | 2014-04-04 17:40 | セントバーナード | Trackback | Comments(2)

さようなら、ガル。愛犬セントバーナード2014年4月1日16:00居間にて静かに永眠。享年12才5ヶ月。   

昨日のことです。愛犬のセントバーナード「ガルバンソ」が亡くなりました。約12才と5ヶ月。
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2002年の初春、生後3ヶ月で来て約12年を共に過ごし家族の移動で4箇所の家を渡り歩きました。最初に来た時は日本画家の義父も健在でバイオリニストの連れを1994年に亡くし85才で寂しそうだった犬好きの彼の慰めになればと「犬でもいればねー」とつぶやいたのを聞き「そうだな」と言った当時の主人がいつの間にか買っちゃったのでした。私が大学の卒業公演パンフレットに出演者のひと言で「あたし、セントバーナードと暮らすの、名前はガルバンソ」と書いたのを学部の先輩だった彼が覚えていたもので。私としてはそろそろ三人息子の育児も終わりに近づき、いよいよ若い頃からやりたくて出来なかった演劇活動にバリバリと精を出そうと決心していた矢先の50才ちょうど。正直「うわっ、マズイ!50代はこれで潰れた!」と思ったものでした。セントバーナードと暮らすという22才の描く夢は、一生独身で同潤会アパートに住みジャズのレコードをかけながら演劇活動をバリバリしていく、とオマケ付きだったのです…。家庭を持つことになり育児をしてしまえばそれは必要なかった…。しかしまあ、動物の中で一番好きなのがセントバーナードなので仕方ない。縁というしか…。

当時の家はガルが走り回れる広い庭と、屋内で犬とかくれんぼもしたほどの広い家で、人間は6人家族だったので難なく飼え、裏の駒沢公園を毎日朝夜1時間から2時間散歩していました。最初の獣医には「東京でのセントバーナードの平均寿命は7才」と宣言されたものです。犬種の特徴の股関節形状不全とも診断され予防治療は歩く事だそうで散歩に精を出したのです。お陰ですでに糖尿病だった私の数値も下がりました。
それから我が家は怒涛の運命の嵐に飲み込まれますが、全てを見て来た生き証人(証犬)がガル。全員の心の支えと絆の中心になりました。そして私達の生涯を凝縮したような速さで彼は一生を終えました。

昨日は昼前に一緒に遅い朝食をし、庭に連れ出し、久しぶりに二人で春の匂いと風の香りを楽しみました。私達はずっと恋人関係でした。奴は伏せをして時々私をじっとみつめたり風を気持良さそうに嗅ぎ、私は珈琲を飲み、生きている実感を感じる幸せなひとときでした。

午後、餌の補充に買い物に行き15:00帰宅。するとガルは生まれて初めて部屋の中で大きなヤツをやっていて、マットの上ですまなそうな風情で荒い息をしていました。よくあることなので「まあまあ、いいからいいから、ぜんぜん大丈夫だよ」と慰め、撫ぜてあげて、好物のアイスクリームを鼻先に持っていったけど、ちっとも食べようとしない。こんなことは初めて。食べ物だったらすぐに釣れるのに…。時々首を上げて目が見えないような感じで周囲を見渡していました。
偶然三男が帰宅。少し前からなんとなく心にあったことを私は口にしました。「ガル…今、死ぬのかもしれない」。
三男はじっと見て、そうかもしれない、と。そして私は夕食の支度に台所へ。

10分ほどして三男が静かに台所に来て「今、お亡くなりになりました」。16:00。優しい顔でした。しばらくは温かく柔らかいので硬直が始まると伸びている足が棺に入らないと書いてあった為、伏せの形を横にしてゆっくり足をたたんでずっと持っていました。おしっこがチョロチョロ静かに流れ出して長く続いたのでタオルをたくさんあてました。数十分のうちにお腹が大きくふくらんできました。生き物は生きている間は筋肉が身体の内部の多くのものを支えているのだと気がつかされました。損傷を防ぐ為に保冷剤を巻いて一晩安置し、人間のように思い出の品物や花を飾って供養しなさい、と書いてあるので、冷蔵庫の保冷剤を集めてたくさん置き、大きな保冷シートの掛け布団をして安置しています。今日か明日、火葬の予定。

しかし今朝は、6:44、すでにこの世に居ないはずのガルが「ワン」と小さく階下から呼ぶ、いつものあの声で、目が覚めました。顔を見に行くと、もうかなり冷たい固体になっていましたが、顔は相変わらず、優しい表情で、年取って白くなった短いまつげが可愛かった。もう少し、生きている時と同じ、ただ眠っているだけ、という感覚です。

長い間、守ってくれて、教えてくれて、愛してくれて、豊かな交流だった。本当にありがとう、ガル。合掌。

ガルのホームページはここ。http://sound.jp/imamusic/gal/index2.htm

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by imamusic | 2014-04-02 08:50 | セントバーナード | Trackback | Comments(4)