<   2010年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧   

メルマガを発行しました、転載します。   

5月ももう終わろうとしているのにまたもやセーターを取り出すような不思議な寒さ。しかし道端のアジサイは花が開き始め、次の季節に移っています。今月最後のメルマガをどうぞ!
<お知らせ>5/28(金)立川B3いまむら直子ライブは中止になりました。
<イベント情報>
■5/30(日)13:30/14:30 Duo Live in青山「Z-imagine」「いまむら直子の日本ジャズ!Vol.3」~映画とジャズ~筒井政明(トランペット)、TANKO(ボーカル)、いまむら直子(ピアノ&ボーカル)前売2,200(ペア割4,000) drink別(500~)当日2,500(ペア割4,500) 場所=港区北青山2-7-17 青山鈴越ビルB1F (地下鉄銀座線外苑前駅2番3番出口より約12m)予約先imamusicアットマークmsn.com電話090-7721-7050(いまむら)・03-3796-6757(Z-IMAGINE)
■6/10(木) 19:00-/20:00-/21:00-ライブ居酒屋「キンのツボ」いまむら直子ピアノ弾き語りライブ。チャージ1000円。アクセス=田園都市線用賀駅東口より徒歩1分、地上に出て右へ、マックの先、信号手前。世田谷区用賀2-36-13アイリス用賀ビルB1 Tel;03-3707-0346
■6/21(月) 19:30/21:30新宿Jazz Spot「J」にて「 うしじまあおい(vo) LiveフユーチャリングBill Mays(piano)」に山村隆一(Bass)出演。前売3000円/当日3500円(Table Charge ,Drink別)予約先電話090-8220-6092、メールyamaboojazzアットマークezweb.ne.jp(山村) 会場「J」新宿区新宿5-1-1ロイヤルマンションB1(厚生年金会館並び)Tel03-3354-0335
<いまむら発あれやこれや>
なかなか暖かくならない今年の5月!生徒もライブのお客さんも街の人も友達も私も、みんな長引く咳と頭痛の風邪に悩まされました。それでも月半ばのMyバースデイは容赦なく過ぎ、確実にひとつ年齢の数字が加算されました。
今年は土曜日15日に恵比寿のリハーサルスタジオを借りきって20名ほどの親しいお客様とマイクなしのグランドピアノ弾き語りライブパーティーをしました。ここは20代の殆どを劇団活動で過ごした原点の場所で、私の生声の歌と指先から紡ぎだされるピアノの音色がお客様の心に沁み渡っていくのをヒタヒタと感じ、とうとう私の中の演劇と音楽の境をなくしたような感触でした。ビルの七階の窓辺から見える恵比寿から代官山・渋谷方面のヒンヤリとした黒い都会の夜景と、窓ガラスに反射する自分の顔は、私の頭の中の「時」を遡ったり現実にもどったりしながら、ちょうど二年後となった満期年の再生スタート地点からのカウントダウンの始まりを意識しました。ライブ案内には「花束やプレゼントは持ち帰りが面倒だから要らない」と書いたので90%は無かったけれど、同級生の新聞記者U君がT.E.カーハート著「パリ左岸のピアノ工房」という本をプレゼントしてくれました。新品の本を開ける包装紙や紙の匂い、初めてページを開く綴じ糸の軋む手ごたえ、帯には「古いピアノがよみがえる。そして私の人生も…。」と書いてあります。パリの緻密なピアノ職人の世界を描いたこの本はピアノを愛する人、そう私のような者に響きました。帰宅すると三男だけが覚えていたようで、ホームベーカリーを「誕生日プレゼントにかこつけて。ちょっと興味あったし」と買ってきてくれました。これが面白くて毎晩のように自家製パンを焼いています。
さて、気合を入れてるライブのご案内。今週日曜日午後、青山です! 映画とジャズのテーマでTANKOさんが選んだのは映画「人間の証明」や「天空の城ラピュタ」など。私は伝説のオペレッタ時代劇映画「鴛鴦歌合戦」の殿(ディックミネ)の歌や「戦場のメリークリスマス」、昭和に流行った懐かしの洋画音楽など名トランペッター筒井政明さんと演奏します。演劇・映画好きな熟年コンビのコラボは本当に楽しく味わい深い。お時間がありましたら是非いらしてください!
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by imamusic | 2010-05-28 04:18 | HOT CATメールマガジン | Trackback | Comments(1)

5/28(金)立川「B3」ライブ中止のお知らせ   

毎月最終金曜日、立川の友人がやっているギャラリーカフェ「B3」でインストアライブをやらせていただいてますが、今月(明日)はお休み、との連絡が入りました。
先月リニューアルしてから共同経営者が新たに加わり変化のある中、ずっとイベント続きだったのと、商店街の会合がその日ある為、ということでした。
急なお知らせですみません。今後、同じように最終金曜日にあるのかどうかも、現在微妙にわかりにくい状況なので、しばらく未定、ということにしておきます。システムが整ったらまた、HPにアップし、ブログでお知らせします。

「B3」とは別に、立川の駅の近くの古い雑居ビルの中にあるジャズ喫茶のマスターから、キーボードを入れたので定期的に演奏しに来て、とお誘いがありました。以前からそんな話が出てはいましたが、とうとう入れたようです。なんだか昭和の映画のセットのような、雰囲気のある店です。近いうちに様子を見に行ってきますが、立川駅から徒歩3分位なので、良さそうだったら、定期ライブが始まるかもしれませんね。
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by imamusic | 2010-05-27 03:13 | 日々徒然 | Trackback | Comments(0)

5/30(日)13:30~外苑前で「日本ジャズ!」ライブ第三弾!   

5/30(日)13:30~15:30青山zimagineライブです。
港区青山2-7-17青山鈴越ビルB1電話0337966757(銀座線外苑前駅すぐ)
「いまむら直子の日本ジャズ!vol.3」今回は映画とジャズをテーマにやります。このシリーズは二ヶ月に一回のLiveでテーマは毎回違いますが、今回は面白い企画になったのでお勧めです。お誘い合わせの上、どうぞ。

ゲスト出演で今夏「エリザベート」出演の若手ミュージカル女優のボイトレ生徒さん、中山旦子ちゃん(TANKO)が「人間の証明」や「天空の城ラピュタ」を、私は伝説のオペレッタ時代劇映画「鴛鴦歌合戦」の殿(ディックミネ)の歌や「戦場のメリークリスマス」、昭和に流行った懐かしの洋画音楽など、名トランペッター筒井政明さんと(フィギュアスケート高橋大輔さん使用の「道」もやるかも…)一緒に演奏します。

ところで、毎回素晴らしいトランペット演奏と味わいのある人柄、私のピアノ弾き語りに粋に絡む即興などで盛り上げてくれている筒井政明さんですが、次回からしばらく相棒を山村隆一さん(Bass)に変わりますので、筒井VSいまむらの熟年の味コラボはしばらく見れないかもしれません。山村さんは福岡のトップベーシストとの噂を聞きますが、現在は東京在住で、しかも大分県出身。時々大分でライブをやることになった私の相棒として先月の大分ライブからご一緒しています。大分では大好評で、すでに来年5月に次回大分ライブが決まり、それまでにコンビの相性を深めたく、7月以降のこのシリーズに可能な限り出演していただくことにしました。自分のピアノと歌をクリアにするためデュオという形にこだわりたいので、しばらくお休みになる予定の筒井さんとのコラボ、日曜日は大いに楽しみます。

前売2200円ペア割引2000円(ドリンク別500円~、当日券は300円増)です。
お時間があったら是非いらしてください。
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by imamusic | 2010-05-26 21:21 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

雨のステーション   

日曜日、立川の昭和記念公園に行きました。
立川新潟県人会と、新潟を愛する会の方達のパーティーで、去年に引き続き二回目のアトラクション弾き語り演奏をさせていただきました。公園の地図を調べてみたら、ふれあい広場という所にあるレストランに行くには、立川駅からより、西立川駅からの方が近いことがわかり、久しぶりに西立川駅に降り立ちました。こちらから昭和公園に入るのは初めてです。

50年くらい前、まだ小学校にあがる前から数年間、この青梅線の先の昭島という所に住んでいました。時々母に連れられて立川まで来る途中、ひとつ手前のこの西立川駅に電車が停ると、線路の向こうのバラ線のすぐ横に滑走路がずっと平行に有り、飛び立つ前か着陸したてかわからないけれど、巨大な飛行機がすぐ近くでブルンブルンと恐ろしい位大きな爆音をたててゆっくりぐるぐる回って移動しているのが電車の中から手が届く位近くに感じました。それはいつもいつも、おなじ光景で、そうでない光景をこの駅で見たことがありませんでした。
同じ場所を、当時の基地内にあたる場所・・・今は駅の二階の改札を出て左へ真っ直ぐに続き橋を渡った公園入り口前の広場から、初めて眺めました。
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そう、この橋桁の下の道路が滑走路だったのでしょうか?(子供の私には線路の脇の駐車場あたりも滑走路だったと思えるほど近く感じました。)

立川基地は、立川駅北口から真正面の入り口が将校クラス、高松町の方にある別の入口がもう少し下の階級の兵士用、そして西立川の入り口は黒人用だったと最近聞きました。基地内はまるでアメリカ村そのもので、西立川駅から入ると黒人達の音楽ディスコがあり、八王子に住んでいたユーミンはここから中に入り朝まで遊んで始発で帰り、学校に登校していたそうです。彼女がその始発電車を待つ西立川駅での心情を歌にした名曲「雨のステーション」の碑が橋をわたってすぐ右側にありました。
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碑を通り越して駅に向かって撮影しています。橋の先は駅の改札です。碑には歌詞が書いてあり、台の右下に解説の四角い版がありました。
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この日も霧雨が降っていて、16:30頃。5月というのに光が少なく、携帯のカメラなのでぼんやりですが写真をクリックするとちょっとだけ大きくなります。読めるでしょうか?
この公園は基地の時の検閲ゲートの雰囲気を残していて、入り口が厳重です。400円の入場料を払って入りました。なんと17:00で閉門でした。危うく入れないところでしたが、レストランは貸切だったのでやっていました。一歩公園の中に入ると、もう誰も居ない広い広い森の中のようです。雨もどんどん降ってきて、道に迷いそうになりながらどんどん暗くなる景色の中を、多くの人々の歴史を飲み込んだ霊気を感じながら、やっとたどりつきました。
パーティーでの会長挨拶で、立川新潟県人会は何十年も毎年この場所で親睦パーティーをやってきた事、新潟は東京への電力供給に大きな役割を果たしているという関係性があることなどを知りました。定番の「テネシーワルツ」や「月光値千金」などの後、ジャズ風「佐渡おけさ」を弾き語りしたら、去年と同じく、あっという間に盛り上がり、それでは私がひとつ、と次から次から「佐渡おけさ」のアカペラの歌の披露が出ます。皆さん素晴らしい声で心に沁みました。勢いに乗ってカラオケ大会。どじょうすくいの踊りも!そしてまた演奏(もちろん「雨のステーション」も)、そのうち皆さんと一緒に「ふるさと」など歌いました。
在京の人達の心の故郷と絆、こういう会でその気持を確認し温めてまた明日から頑張る・・・この雰囲気がとても好きです。新潟はまだ一度も行ったことが無い。そのうち是非、行きたい。
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by imamusic | 2010-05-25 04:33 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(3)

ウッドベースと歌だけの「ダニーボーイ」   

先月の大分ライブで実況録音した音源を、CDRに焼き、ようやく今頃きちんと聞いています。
4/17ライブ終了後、ホテルでヘッドフォンで聴き続けたときは、なんだか音が薄くて、演奏も全くそれらしく聞こえてこないので、がっかりしました。
しかし、まてよ?と思い、再生のスピーカーを大きいのにしたら、ベースの音が本番と同じように聞こえてきました。山村隆一さんのベースが素晴らしい!
著作権消滅の「ダニーボーイ」をホームページにアップしました。

http://download.sound.jp/imamusic/s/dannyboy2010oita.mp3
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by imamusic | 2010-05-23 02:11 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

NEWS! 5/20(木)下北沢「音倉」は、Bass山村隆一とデュオです!   

ニュースです。いつも独りで演奏している下北沢「音倉」ライブですが、今月はBassの山村隆一さんが急遽参加してくれることになりました。4/17に大分ブリックプロックで初顔合わせの、とても素晴らしいベーシストです。
さて、彼が出てくれるとなると、色々出来ることが多い。どうしようか?
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by imamusic | 2010-05-18 03:31 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(3)

洗濯日和の誕生日でした   

急に夏のような照りつける暑さにちょっとだけなった、昨日、5/17。
バースデイコンサートは土曜日にやってはしまったけれど、本当は月曜日が誕生日でした。

この日は、すっきりしなかった天気が、突然、抜けたような五月晴れになり、まさしく洗濯日和!
ひどい咳が続く風邪をひいてしまい、土日の二日間昼夜ライブがあり、演奏しているときは全く元気だったけれど、帰宅すると気が緩んで、またコホンコホン、風邪がひどくなりました。誕生日当日は夕方からの自宅や近所でのレッスンが二つあるだけ。
気持ちも楽で、洗濯や布団干しをして、気分一新しました。お日様は本当に有難い!

実家の母から夜中に祝メールが飛び込んできました。
終戦後大連から一家で名古屋に引揚げてきて、上海から福岡に引揚げてきた父と結婚し、東京の足立区に住み、みんなで肩を寄せ合って生活をしていた時に私は産まれました。
メールによると、生まれた時も 抜けるような碧い空だったそうです(今年と同じ)。
「黒塗りの大きなタクシーで一路日光街道を一走り! 千住新橋を渡って、左折した商店街の中ほどにある産婦人科に入る。朝、無事出産!!看護婦さんが抱き産湯にいく廊下で、「まぁ可愛い女の子ね!」と言う声がつぎつぎ聞こえた。近くの商店街からは「お富さん 」の歌が騒々しい。街中での名医の病院で食事の献立が抜群!との評判でした。やがて 皆で相談し「直子」と命名することに。」
・・・こんな文章を今頃になって書いて送ってくるとは!半世紀以上前のある一日の朝が、鮮明に浮かび上がり、不思議な感動に包まれました。
祖父作「初孫を得て満悦極まりなし」とあり、 「若竹や延びよ育てよ健やかに五月の空に清く明けくと」と即興の和歌があるんだそうです。 本当に、どうしたことか、今まで全く知りませんでした。
お陰で、今年の誕生日は、洗濯物を干し、布団に暖かい日差しを当てて、ベランダで深呼吸すると、生きているなぁ!と思えてシアワセな感じでした。(そのあとコホンコホンとするんですが・・・。)

5/15のバースデイライブパーティーは、やはり場所が場所だけに、独特な雰囲気になりました。都会の夜景の見えるビルの7階、20代の殆どを過ごした恵比寿にあり卒業して最初に活動拠点とした稽古場でのライブ、暗い窓ガラスからの景色と反射して映る部屋の中・・・私の中には長い年月の走馬灯と、初心や、過ぎ去った日々と人々、これからの自分、など、色々なものが渦巻き、それらが意識的に私自身という出演者の舞台セットになっている、という感覚を感じながら、確認しながらのライブでした。
曲目は、その場のその瞬間の気配から逆算して成り立ち、選んでいったものは「卒業写真」「ひこうき雲」などの等身大のものから進み、昭和ジャズやオリジナル曲、みんなで歌う日本の歌などに進みました。
昔のステージ仲間が「最初から変化を感じた。歌詞のひとつひとつに集中力が強くなって言葉を大切に歌っていた」と、あとで嬉しいメール感想をくれました。
バースデイライブは今年で4回目。試行錯誤し、夢舞台を作り上げてきたけど、今年のスタイルでようやく落ち着いた気がします。夢舞台は、この半年で、通常のライブで実現しつつあるので、記念日はこの形がいい、と思えます。今回は、自分というものをつかみつつあったような気がしました。特に、マイクを通すのをやめた、後半の生声でのオリジナルシャンソンから、独特の空間感になり、自由な空気の中の表現になりました。
そしてやはり・・・グランドピアノがいい。どんな大きさでもスタイルでも、対応してくれるこの楽器ならでは。
終了後、もうひとつの幻の部屋に、管理人兼チェリストの知人が居て、最後に残った数人が運よく入ることが出来ました。こちらには多くの外国からの演奏家がひそかに練習に来るベーゼンドルファーの名器が置いてあります。パーティーに参加した同窓後輩のピアニストKさんが弾いてくれました。素晴らしい音色。ベーゼンドルファーは音を作りこまないと音色が出ないので、そういう弾き方の出来るピアニストでないと弾けない、スタインウェイは、触るとホロホロッと吸い込まれるように鳴ってくれるので、軽く触れるように弾く人に向いている、と知人が説明してくれました。
そのまま近くの同級生G君の印刷会社事務所で打ち上げのおしゃべりと乾杯。リラックスした場所で、G君がギターを取り出し、ライブでやりそこなった曲をたくさん歌ってくれました。これも独特の雰囲気があって素晴らしかった。
M君が、札幌の先輩の店「きのとや」のバースデイケーキを送ってもらったり、というサプライズもありました。
皆さん、本当にありがとう。
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写真はmixiにアップされたHC爺ちゃんさんのもの。
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by imamusic | 2010-05-18 03:18 | 日々徒然 | Trackback | Comments(4)

芸人とは   

「芸人に 上手いも下手も なかりけり 行く先々の 水に合わねば」

という言葉があるそうです。今夜のNHKの番組で江戸の美学ってことでやってました。
美学、って言葉の概念は、いいですねぇ。

ジャズ演奏家も、ある意味、芸人なので、そのへんの匙加減がなかなか難しい。
デキシーでご一緒するベテランおじさんミュージシャン達は、同じようなことを私にチクリと言います。

一方で、今夜はシアターコレクション2010という番組のガルシア・ロルカ作/松田正隆演出「血の婚礼」を観ました。久しぶりの劇場演劇(テレビですけど)を見て、久しぶりにオモシロイと思い、最後まで観てしまいました。しかしこれはまた、行く先々の水に合うことはないだろう、と思える、冒険的な演出でした。
ロルカ作品は、大学卒業公演で「ベルナルダ・アルバの家」をやり、音楽も担当しました。その後、劇団民藝を受験する時、直前に観た民芸公演「血の婚礼」をみて、音楽の作り方に疑問をいだき、入試の作文にその批判を書いたのでした。あの民芸公演も、今になって思えば今回の演出のように、時代・土地の考証を無視して作ったということが伝わってくれば、あの音楽でも良かったのですが、統一感がなかったので私には違和感があった・・・。まあそんな古い話はいいとして、今回の、多少乱暴な感じの演出の中に、とてもリアルな嘘のなさが伝わってきました。面白いものです。客に迎合せず、つまり「水に合わさず」しかも上手い下手という演技の基準も無視して(下手というわけではない、その基準で観客の目を引っ張ってはいないという)、演出の力だけで、私の好奇心と緊張感を長時間引っぱりました。私の中の「水に合って」しまいました。

それでも、よーく見ると、松田正隆率いる「マレビトの会」(と言ってもプロデュース劇団なので固定劇団員ではないけれど)のメンバー達の演技は、リアリティーがあり、きめ細かく、はずれではなかったので、稽古は綿密な俳優と演出とのミーティングと基礎訓練がなされていたのは感じました。

一方で「芸人に 上手いも下手も なかりけり」という言葉にも、惑わされないようにしなければ、と気づき、冷やっとしました。ここのところ「ああ、なんて自分はヘタなんだろ!」と思っていたのでこの言葉を真に受けて「そうだそうだ」と膝をたたいてしまっては、他の芸人さんに抜かれてしまいます。やっぱり、人知れず、努力はしないと表現が出来ません。

・・・そう、「人知れず」というところも美学のうち。こんなふうに、風邪クスリを飲んで昼寝たっぷりで、夜は目が冴えてしまったからって、ブログにこんな事書くのは、まだまだ、だな。

と自虐的に書いてから、ひっそりと、人知れず・・・あー、もう手遅れ。ふぅ。
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by imamusic | 2010-05-15 05:01 | Trackback | Comments(2)

群馬でまさかの雪とか・・・寒い!風邪ひいた!寝て治そ!   

毎日毎日、とっても変な寒暖の変化・・・五月ともなれば、という今までの経験は役に立たず、
とうとう風邪をひきました。
咳、鼻水、悪寒・・・これ・・・風邪・・・ですよね?
花粉症かとてっきり思ってましたが、今日はちょっと咳き込みもクルジィ!!!
(1時間前に常備薬のフスコデを飲んで少し楽になった・・・。)

昨日は、昼間は少し気温が上がるので、半袖Tシャツは楽しい柄が多いし、気分もスッキリ明るくなって
つい着てしまいました。
でも午後3:30を過ぎる頃、急に、「森は生きている」のあの場面、林光の名曲「♪もえろもえろあざやかに~」を12ヶ月の精達が歌いながら、女の子に一瞬で四季を一巡りさせ待雪草を見つけさせてあげる、あの場面のように、急に晩秋の黄昏時みたいな気温にドスンと落ち込み、半袖では背中がゾクゾク!!あわてて裏毛のついたチョッキを羽織りました。
今日は朝から、明るい日差しとカレンダーの日付を裏切って、なんだか寒い。私だけの寒さなら、これ、風邪だわ、と思いながら、片道30分の自転車往復で仕事現場に行くのにあれこれ試して最終的にはかなり冬っぽい重ね着に。外に出てすぐ鼻がむずむず、くしゃみ連発・・・うーんこれは花粉症だし・・・判断のつかないまま一日過ぎ、とうとう咳が苦しいので、頓服薬を飲みました。何かやろうとすると鼻が詰まって思考回路ストップに。早く楽になりたくて、とりあえず、寝てみることにしました。明後日がハードスケジュールなので明日昼頃まで寝るつもり。

気象庁によると、今は、半月や一ヶ月先の天気の予測は確実性が高いそうですが、今年のタイプは14年前と似ているそうで、今夏は北方面は気温が上がり、西南は雨が多めなジトジトで気温も上がらないそうです。
心して体調管理しないと。
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by imamusic | 2010-05-13 23:41 | 日々徒然 | Trackback | Comments(1)

BS番組で自分の音楽が流れたのを聞いて   

下記BSジャパン「写真家たちの日本紀行」を観ました。
スポンサーがCANONの、カメラ文化として素晴らしい番組でした。
熟練カメラマンが長野のあちこちに行き、田んぼのおばちゃんたちや味噌蔵の仕事人、美術館の学芸員などなど、仕事の取材をしつつ最後に「あのぉ…信濃の国って歌、知ってますか」「ちょ、ちょっとでいいから歌ってみてくれませんか」とお願いし、歌ってもらった映像がありました。
100発100中、長野の人はどこにいても暗記で歌えていました。その「歌でつなぐ心のふるさと」にナビカメラマンは感動し、最後に大変上手い合唱団「長野高校合唱部」に音楽室でアカペラのコーラスで歌ってもらっていましたが、不覚にも、という感じで、そのコーラスに立ち会って、カメラマンは抑えきれない涙をとうとうと流しました。
この曲をめぐつての郷土愛の伝わり方や、歌の力そのものに感動した気持ちは、私も何度も経験しました。

そんな気持ちを胸に長野県内を移動する車の中からの景色の間に、私のジャズピアノバラードバージョンや、橋爪さんのクラリネットソロ、橋爪さんと榊原さんのクラリネツトデュオボサノバ調など、CDに入っている私達の「信濃の国」が時折流れます。カメラマンの心の推移に合わせて「ここにこれを」という選択がとても良かった。自分が演奏した気持ちと番組の物語の流れがピッタリ合って、演奏姿勢が肯定的に高められたようで、幸せな気持ちになりました。
素晴らしいコラボは、今後の音楽作りに勇気を得ました。
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by imamusic | 2010-05-10 13:12 | Trackback | Comments(0)