我が家の寒椿が「おかえり」と満開の花の微笑みで迎えてくれています。   

11月も中旬。そろそろ寒い日が続くはず…という子供の頃の記憶が、最近は裏切られる事が多い。
今日は、朝起きて、寒いはずだから、と着込んだ衣類でお昼頃、郵便局に行きました。歩くうちにコートが邪魔になり、日差しはメラメラと顔に照って帽子を忘れた事を悔い、むしろ「暑いなー」という感じで汗ばみました。

昨夜、北海道に渡って年の半分を知床で、残りの半数を札幌近郊を拠点に日本中を旅するようなセカンドライフを始めた同級生M君が、久しぶりに東京を通過するので、在京中一緒に楽しんだコーラス仲間と歓迎飲み会をしました。
その中での話。
「最近は北海道も美味しい米が取れるんですよ」「あー、ゆめぴかりでしょ(…いや<ぴかり>じゃなくて<ぴりか>なんすけど(ー ー;)と誰かがFBで言ってるが…)」「しかし米が北海道で取れるなんて。米栽培の北限が上に上がっていくのは問題でもありますね〜。地球温暖化の影響でしょうね〜。」「その通りですね。そのうち日本の中心は北海道になりますよ。何しろ北海道は自給率200%ですから。」「確かに」「しかし米が取れるようになって市場に出回り、従来の北海道の名産トウモロコシやジャガイモなどの栽培農家が圧迫されてきているのも問題です」「なるほど」…。

風邪気味でボンヤリとした頭でそれらを聴いていた私は、隣に座った知床生活者の同級生の、東京生活時とは全く変わって力強い骨格と丹田に重心がしっかりとあり頭の先から腰までのたてがみ辺りが不動の意思の強くしなやかなラインになり、動物としてなんだか立派になった体躯の変化への驚きと感動が、頭と心の中の多くを占めていました。聞けば知床では、夜の8時に寝て、朝の3時に起きるとのこと。白夜の土地に近く朝3時でもう夜明けだそうです。おまけにその知床財団の仕事が、知床の自然公園の中での熊に会った時の注意とか道案内とかだそうで、私もセントバーナードを飼っていた時は散歩をする時の責任を身体で感じ武士のように重心を真ん中にしてガニ股で歩きいつ何が起こっても自分の力で巨大犬を管理下に置く意識が働いていたあの時の感覚をもっと本物にしたような感じで、眩しい思いでM君の横顔を眺めていました。

東京で暮らす、という事と、自然の一部である人間の自分…人生のゴールが見えてきた年齢になり、その辺りのアンテナが立ち上がっています。

歓迎会から深夜帰ると、路地を曲がって我が家の門が見え、隣のマンションの照明に映えた我が家の寒椿が赤いのも白いのも満開で、この地面の下に眠っている歴史そのものの象徴に見える花々や樹が、時間の旅人である私を「おかえり」と無言で出迎えてくれ、限りなく頼もしい包容力で佇んでいるのが目に入ります。最近知ったのですが、我が家は丘の上にありこの丘は縄文時代に250戸以上の住居があったという、人々が住む場所として長くつづいているようです。
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そして今日の昼、郵便局から帰宅した時も。
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去年老衰で亡くなった愛犬セントバーナード「ガルバンゾ」に似ているのでつい買ってしまった犬の花置きに寒椿を入れました。背負ってる犬君、多すぎて迷惑顔?笑。
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by imamusic | 2015-11-17 11:51 | 日々徒然 | Trackback | Comments(2)

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Commented by 水野行雄 at 2015-11-17 18:21 x
15日(日)はお疲れ様でした。「寒椿」良いですね。「花置き」も素晴らしい。12月13日(日)「銅鑼チャリティー」宜しくお願い致します。
Commented by imamusic at 2015-11-17 23:31
水野さん、15日はありがとうございました!楽しいセッションでした〜!はい、次は12/13のチャリティですね!風邪をひかないように〜!

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