曼珠沙華 ペットロス 時間 baby's crying   

どうも数ヶ月このかた、お腹の調子が悪い。どうってことはないんだけど、黄色い錠剤「ワカマツ」が手放せない。それでもアイスクリームも天麩羅も食べるし珈琲も飲む。そして…治らない。
お腹の調子がイマイチだと、気合も体力もイマイチだ。寝ればいいかと長時間就寝してガソリン満タン気分でも、芯がイマイチ。頭もバカなのが更に馬鹿。

ふと、ガルが死んで犬の散歩が無くなったのが日々の運動の欠落になっている気がして、夕方、買い物に駅前までの1.3kmを自転車を使わず歩いてみた。

夕闇迫る道を歩くのは久しぶりだ。半年ぶりくらいかな?あのセントバーナードが横にいれば深夜も危険ではないが。

家から数十メートルほど歩いているうちに、なんだか急に目頭が熱くなってきた。そう、我が家の周囲1〜2kmは、この地に引っ越してきてから8年間、毎晩のガルとの散歩道なのだ。目に映る草木や風や風景について、奴と話しながら、愛でながら、歩いたものだ。都会の中でも世田谷の緑化は素晴らしく、用水後の遊歩道は美しい。

その遊歩道の途中にポツンと赤い花を見つけた。曼珠沙華だ。

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半年前も見た気がする。あの頃はまだガルは元気だったな。

時間がこんなに過ぎ、ガルとの暮らしの豊かさと比して、今が随分と寂しく、感動の柔らかさも心から失せているのに気がついた。きっと、あれが、愛というものだったんだなぁ〜。

老犬のガルが座り込んで休憩し、しばらくして私が「さ!行こう!」と声をかけると、コッチを見てよいしょっと立ち上がった。歩きながら腰の横辺りにガルの頭と背中があるような錯覚に陥り、「さ、行こう」と小さな声で呟いている自分がいた。
8年の間に建て替わった中学校や、空き地にグングン建築されていったマンション群、その変化を毎日毎晩、彼とみてきたんだ。

マンションの中から、赤ん坊の泣き声が聴こえた。時は去り新しく命が育っていっている。

ふとサッチモの名曲「What a wonderful world」の歌詞を思い出し、その事を横にいるガルに喋りたかったが…いない。

ペットロスって、こんなに遅く来るものなの?胸が熱くなって目の奥にあたたかい水分がドワッと集まってきた。
夜、家の周りを歩くと、しばらくはこんな気分になるんだろうな…。ガルと歩いた毎日の日々の温もりは、絶対に忘れてはならないものなんだ、と思った。
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by imamusic | 2014-09-17 20:47 | 日々徒然 | Trackback | Comments(0)

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