長崎への旅2014夏(前半)   

8/22(金)、長崎に到着、初めてこの地に降り立ちました。目的は、原爆資料館見学でした。

わざわざ、縁もゆかりも無いこの地に、今、どうしても行かなくてはいけない、という気持ちになったのは、昨年の大晦日から今年の三が日にかけて、母の故郷、大連(旧満州)に「今でしょ!」と思い行ってみた気持ちと少し共通点がある…。

が、それはさておき、戦後間もない時期に生まれ育った日本人として、69年前の8月に同胞達が体験したあの原爆の事を、本や新聞やテレビ画面やインターネットの情報ではなく、現地に行って直にこの目で見てこないと!「今でしょ!」と。

やはりそれは正解だった。8/9に毎年テレビ画面で見ている長崎平和祈念式典の会場と同じ場所に行っても、印象はまるで違う。爆心地の広場の現場の地層や、被爆した場所に設置してある当時の惨状写真と同じ場所が何事もなかったかのような美しい場所になっている事を、あちこちで実感した。

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これらの写真も文字も、その場で感じた事を、伝えようと思う気持ちを、充分には伝えてくれない。反対に言えば、今まで少しは知ったつもりになっていた事は、誰かが懸命に伝えようとした結果の一部を、私なりに頭で勝手に解釈していたのだが現地はもっと自然体でシンプルで深い。
あらかじめ、インターネットで調べて会員登録していた長崎平和推進協会の本部事務局にも行ってみた。が、インターネットの情報は写真ひとつ文字ひとつの背景を憶測する余地があり、もしかしたら政治的あるいは宗教的団体又は偏った何かと繋がっているのではないか?という不安があった。
現政権を批判する言葉があれば直ちに反対政党か?とか、聖書からの引用があればやはりクリスチャンか?とか…そこに自分の身を置くと流されて危険だ、などとガチガチに考える自分が僅かながらあった。しかし、原爆資料館の別館二階奥の小さな事務局のデスクに居た8名ほどの人達の顔をみて、そんな不信感を抱えていた自分の気持ちが吹き飛んだ。一事が万事。
それ…つまり自分の中の至らなさ…を知っただけでも大きな成果だ。

資料館は平和案内人のボランティアの方がマンツーマンで解説し案内してくれた。5才の時に爆心地から2.5kmで自宅内に居た、というそのおじさんは、案内人になるための研修もし、広島にも勉強しに行ったそうだ。知識が豊富で正確で、年配であるが故か柔軟性がありむしろ楽しかった。彼の細かなエピソード話の数々が、書かれてないことが多く印象に残った。

夜は出島に路面電車で行き長崎港で海鮮の握り寿司を食べた。
不思議で魅力的な街の雰囲気。横浜に似ていて、また全く違う。
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感じたことは山ほどあるが、うまく手短に書くことなんかできやしない。それでも、いつか、この日の体験が、私の根っこの一部になる。少しずつ、育っていくはずだ。





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by imamusic | 2014-08-23 01:02 | 日々徒然 | Trackback | Comments(3)

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Commented by 水野行雄 at 2014-08-23 14:49 x
ご無沙汰しております。28年程前、仕事で長崎に行きました。カメラマンの助手として車で東京から行きました。(途中、広島にも寄りました。)「チャンポン」が美味しかったです。
Commented by imamusic at 2014-08-24 01:16
水野さん、お久しぶり!
ちゃんぽん、食べ損ないましたー!
Commented by ジュリアン at 2014-08-24 08:30 x
GERAさんの行動力はさすがです!感受性豊かで、好奇心旺盛。物事に対する視点が“普通の私”と違うので、GERAさんの言葉や文章にはいつも新しい発見があります。どこかに行くときは、旅行人というより記者のようですよね(^O^)

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