5:30に目覚めてしまった。今日は終戦記念日。来週、長崎に初めて行きます。   

2014年8月15日の今日、かろうじて平和な日本で、戦後生まれの私は元気に62回目の終戦記念日を迎えた。

この短い文章の個人的歴史の事実が、多くの人々の思いや努力の、あるいは犠牲の、結果であるということに、50歳を過ぎてからの自分探しの旅で、ようやく気づき始めている。

父方の祖父の代に福岡の農村から東京農大に進学の為上京して以来100年以上、我が家は郷里に帰らず、早逝した祖父母や親戚交流もなく父には兄弟姉妹も居ないので、転勤族の父と共に転校の多かった私は核家族で過ごしてきた。
母方の祖父は名古屋から満州の大連に渡り、母からは生まれ育った大連の話ばかり聴いてきた。母も兄弟姉妹は妹一人のみ。

日本人であり日本に生まれ育っているのに、どこか日本の風土に馴染みがなく、祖父母以前の話を聴く機会が無かった。戦争の話、それ以前の話…それを日本に住む肉親から聴く機会があまりないまま半世紀を都心で生きてきて、自分の故郷がみつからず…焦った。
少なくとも私の文化、精神的アイデンティティはどこから来たのか、子育てを終わり空っぽになったら無性に知りたくなって、縁あってやっている日本のジャズの社会背景研究をやりながら年配の音楽仲間の話を聞いたり、本を読んだりして、この10年間、随分多くの事を知った。

父方祖父が福岡から上京した当時の気持ちも、最近出来た福岡の太刀洗平和記念館のホームページの資料を眺めるうちに、当地にゼロ戦の基地が出来始めた時期と重なり、社会情勢が若者へ与えた影響だと推察した。その当地には長崎浦上天主堂と同じ建築家の手による同じ形の今村天主堂がある。
私のアイデンティティ探しは、少しずつ、長崎へも流れていった。

戦争、特に原爆の話は、長い間封印されていたと聞く。最近、自分の戦争体験を死ぬ前 に若い人達に話すべきだ、という考えに至った高齢者が多くなったそうで、NHKの取材で番組も出来たらしい。http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/

私も、遅ればせながら、来週8/22、初めて長崎原爆資料館に行くことにした。前日には父の墓参りと、太刀洗平和記念館や今村天主堂の見学もする。

長崎滞在の丸一日は全くのフリーにしてある。街への知識は殆ど無い。今回は、平和について考える個人の旅だ。私自身の目と耳と足で、有意義に過ごしたい。



終戦記念日にあたり、母とた先人達への感謝と、原爆や空襲その他で犠牲になった人達への祈りを、今日は東京で個人的に行います。ありがとうございました。

私も未来へ、息子達へ、繋げる努力をします。
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by imamusic | 2014-08-15 05:54 | 日々徒然 | Trackback | Comments(0)

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