洗濯日和の誕生日でした   

急に夏のような照りつける暑さにちょっとだけなった、昨日、5/17。
バースデイコンサートは土曜日にやってはしまったけれど、本当は月曜日が誕生日でした。

この日は、すっきりしなかった天気が、突然、抜けたような五月晴れになり、まさしく洗濯日和!
ひどい咳が続く風邪をひいてしまい、土日の二日間昼夜ライブがあり、演奏しているときは全く元気だったけれど、帰宅すると気が緩んで、またコホンコホン、風邪がひどくなりました。誕生日当日は夕方からの自宅や近所でのレッスンが二つあるだけ。
気持ちも楽で、洗濯や布団干しをして、気分一新しました。お日様は本当に有難い!

実家の母から夜中に祝メールが飛び込んできました。
終戦後大連から一家で名古屋に引揚げてきて、上海から福岡に引揚げてきた父と結婚し、東京の足立区に住み、みんなで肩を寄せ合って生活をしていた時に私は産まれました。
メールによると、生まれた時も 抜けるような碧い空だったそうです(今年と同じ)。
「黒塗りの大きなタクシーで一路日光街道を一走り! 千住新橋を渡って、左折した商店街の中ほどにある産婦人科に入る。朝、無事出産!!看護婦さんが抱き産湯にいく廊下で、「まぁ可愛い女の子ね!」と言う声がつぎつぎ聞こえた。近くの商店街からは「お富さん 」の歌が騒々しい。街中での名医の病院で食事の献立が抜群!との評判でした。やがて 皆で相談し「直子」と命名することに。」
・・・こんな文章を今頃になって書いて送ってくるとは!半世紀以上前のある一日の朝が、鮮明に浮かび上がり、不思議な感動に包まれました。
祖父作「初孫を得て満悦極まりなし」とあり、 「若竹や延びよ育てよ健やかに五月の空に清く明けくと」と即興の和歌があるんだそうです。 本当に、どうしたことか、今まで全く知りませんでした。
お陰で、今年の誕生日は、洗濯物を干し、布団に暖かい日差しを当てて、ベランダで深呼吸すると、生きているなぁ!と思えてシアワセな感じでした。(そのあとコホンコホンとするんですが・・・。)

5/15のバースデイライブパーティーは、やはり場所が場所だけに、独特な雰囲気になりました。都会の夜景の見えるビルの7階、20代の殆どを過ごした恵比寿にあり卒業して最初に活動拠点とした稽古場でのライブ、暗い窓ガラスからの景色と反射して映る部屋の中・・・私の中には長い年月の走馬灯と、初心や、過ぎ去った日々と人々、これからの自分、など、色々なものが渦巻き、それらが意識的に私自身という出演者の舞台セットになっている、という感覚を感じながら、確認しながらのライブでした。
曲目は、その場のその瞬間の気配から逆算して成り立ち、選んでいったものは「卒業写真」「ひこうき雲」などの等身大のものから進み、昭和ジャズやオリジナル曲、みんなで歌う日本の歌などに進みました。
昔のステージ仲間が「最初から変化を感じた。歌詞のひとつひとつに集中力が強くなって言葉を大切に歌っていた」と、あとで嬉しいメール感想をくれました。
バースデイライブは今年で4回目。試行錯誤し、夢舞台を作り上げてきたけど、今年のスタイルでようやく落ち着いた気がします。夢舞台は、この半年で、通常のライブで実現しつつあるので、記念日はこの形がいい、と思えます。今回は、自分というものをつかみつつあったような気がしました。特に、マイクを通すのをやめた、後半の生声でのオリジナルシャンソンから、独特の空間感になり、自由な空気の中の表現になりました。
そしてやはり・・・グランドピアノがいい。どんな大きさでもスタイルでも、対応してくれるこの楽器ならでは。
終了後、もうひとつの幻の部屋に、管理人兼チェリストの知人が居て、最後に残った数人が運よく入ることが出来ました。こちらには多くの外国からの演奏家がひそかに練習に来るベーゼンドルファーの名器が置いてあります。パーティーに参加した同窓後輩のピアニストKさんが弾いてくれました。素晴らしい音色。ベーゼンドルファーは音を作りこまないと音色が出ないので、そういう弾き方の出来るピアニストでないと弾けない、スタインウェイは、触るとホロホロッと吸い込まれるように鳴ってくれるので、軽く触れるように弾く人に向いている、と知人が説明してくれました。
そのまま近くの同級生G君の印刷会社事務所で打ち上げのおしゃべりと乾杯。リラックスした場所で、G君がギターを取り出し、ライブでやりそこなった曲をたくさん歌ってくれました。これも独特の雰囲気があって素晴らしかった。
M君が、札幌の先輩の店「きのとや」のバースデイケーキを送ってもらったり、というサプライズもありました。
皆さん、本当にありがとう。
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写真はmixiにアップされたHC爺ちゃんさんのもの。
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by imamusic | 2010-05-18 03:18 | 日々徒然 | Trackback | Comments(4)

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Commented by nao at 2010-05-18 07:38 x
おおやはり、ベーゼンドルファーがあったのか。GERAの弾いたピアノはカワイだったのは確かめたのだった。聞きたかったねえ。風邪を早くなおしてくださいな。
Commented by imamusic at 2010-05-18 10:22
nao君、お忙しいところありがとう。
帰宅して、久しぶりに、贈り物の紙に包まれた新品の本、の、飾りリボンを取り、シールを剥がして真新しい包装紙を開ける楽しみと本の紙の芳しい香りを味わいました。
「パリ左岸のピアノ工房」、とてもとても興味のある内容です。時間がまるで違う速度で流れているような感じがします。素晴らしい本をありがとう!!
Commented by HC爺ちゃん at 2010-05-18 13:56 x
 この日は午前中に外に出てから10時間以上が過ぎ疲れていて、また家が遠いので失礼させて頂きましたが、近くのGさんの会社で2次会をやられたのですか。羨ましいなぁ!
 スタインウェイはホール等でジャズピアニストが弾いているのを時々見ますが、ベーゼンドルファーはクラシック向きなのでしょう。
 この写真は、抜群のシャッターチャンスでした。GERAさんの嬉しそうな顔が何とも言えません。なお、この写真の左端に写っている老人は、いまむら直子さんの応援団長の方です。昭和20年代の始めの頃の話ですが、クラリネットの北村英治さんと慶応大学のほぼ同級生だそうです。また現在はプロではありませんが、ジャズのWbを弾かれます。
Commented by lavender at 2010-05-19 18:19 x
ここんとこ超多忙でうっかりBIRTHDAYコンサート逃してしまいました。
ゴメン&HAPPY BIRTHDAY でしたぁ~
最近齢を重ねることはステキなことだと、つくづく思うようになりました。
だんだん怖いものがなくなり、だんだん束縛から自由になり、そして
この先が永遠に続くわけではないということも身にしみながら生きられるる…これからも期待しています!

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