愛犬「ガル」が病気(股関節形成不全)になりました
最近、具合が悪く、時々キャンキャン泣いていた愛犬のセントバーナード「ガル」、とうとう今日は近くのかかりつけ獣医さんでレントゲンをとってもらった。
で、股関節形成不全と診断された。左右の股関節に包まれる形で、足に繋がる球体があり、元々ガルは1歳からそこが異常ぎみだったけど、よく運動させていたので太ももの筋肉が発達し身体を支えていた為、今まで痛みは出なかった。年とって球体の周囲のジェル状クッションが 固くなり、骨が当たって痛むらしい。
ガルの老齢、体重、性格などの理由で手術はせず、痛み止め薬と(ジェルが新たに出来痛みも和らぐという)サプリで痛みを和らげ、足の筋肉が衰えないよう様子をみながら散歩運動をさせ、また足への負担を軽くするためカロリーの低い食事で体重を軽く維持させる(何回か分けて少なめにあげるのが良いらしい)という方法で、今後やっていくことになった。
階段の段差が高いので、いつも寝ている台所への上がり口を手直しして緩やかにしたり、夜、痛いのか時々鳴いているときは起きてそばに居てやったり、色々している。湿気のある寒い冬は悪化するらしく、暖かさは痛みを和らげるとか、寝床は柔らかい厚手のものがいいとか・・・それぞれ改善した。
セントバーナードの半分がなる病気だそうだけど、8歳まで無病無傷で来れたのは良かった。最初の獣医さんが、「安静に」とは言わずに「運動させなさい」と言ったのでそれを実行したのが良かった、と今日の獣医さんが言っていた。そして、セントバーナードの寿命は長くて10歳と先生は言い、あと二年、なるべく痛くないようにして生活させるあげることがベストと。

この犬が我が家に来た時、私の50代はこの犬のお世話で暮れるのだな、と直感したけど、まさにそうなった。随分私を守ってくれたし、辛抱強く、また心温まる佇まいで、我ら家族の波乱万丈な時代の心の支えにもなってくれた。いつも私がそばに居ると尻尾を振ってハアハアと音を立ててエネルギー溢れる呼吸で居ることが多いが、今日はレントゲン撮影のため眠り薬を注射したので、なかなか目が覚めず、先程台所で、数時間たっているのにスースーと恐いほど静かな呼吸でぼんやりと前を見つめたまま座っていた。
とうとう、私の健康年齢を飛び越えてガルが年取ってしまった寂しさと愛おしさがあり、反応の少ない顔に頬をくっつけ、肩を抱いてやった。
by imamusic | 2009-11-14 23:08 | セントバーナード | Trackback | Comments(2)
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Commented by 飛行母 at 2009-11-16 18:34 x
あらまあ、可哀そうに!うちの亡きクレオも腰が弱く病気になりやすいゴールデンにしてはまったく病気知らずだったけれど、晩年はやはり、腰が弱りました。なるべく薬に頼らない一生を送らせてやりたくて、野生の動物は自分で立てなくなり餌を獲れなくなったら=死なんだから、と。人間並みに介護とチューブで最後を看取るのは動物としての生き方に反する、と思っていました。幸いクレオは最後の期間が短く、そういう点では幸せな一生だったと思います。それでも、大型犬を担いだりしたのは短期間だったと言えども大変でしたが、ガルともなると、抱えきれないね…いまむら先生、腰に気をつけて。ガルは、幸せですよ。愛情が一番の薬です。
Commented by GERA at 2009-11-17 01:09 x
こんばんは。ガルは麻酔効き目がなくなったらケロッと元気になった。今夜の散歩も元気に行きました。夜はリビング出入りOKにしたら、ソファの上を満足げに陣取り、ウンともスンとも夜鳴きしなくなった(こちらも睡眠を邪魔されなくてすんだ)。後ろ足をかばって強靭な肩になった体格のいい前足を中心にして力強くサッサッと歩いてるガルを見、同じような事を考えていた。「生き物って、痛みさえなければ最後の最後まで目一杯の力で意欲的に生きるものなんだな」って。
本来、人間も同じなんだろう。悪いと気がついたのはレントゲンのお陰の人間達だけ。知らずに嬉々として散歩を楽しんでいるガルはある意味生き物として正しい姿だ。もしかすると骨の異常だって正しい姿のひとつなのかもしれない。正しい身体の状態って、ナンなの?医療って、難しいな。
痛み止めのクスリ、サプリメント、合理的なドライフード・・・どれも昔は無かった。ましてや犬に手術で骨を削って金物のギブスを取り付けるなんて。東京のド真ん中に居て、最新知識の獣医にかかり、治療生活をする・・・うーん。
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